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2018.04.18 Wednesday

CDRとプレスの費用対効果。

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    最近はプレスの価格が下がりCDプレスが身近になった。


    M3等のイベントでCDRで手作りをしている人も多いが、
    ある一定の枚数を超えた場合、
    プレスのほうが圧倒的に安いということ知っておくべきである。


    例えば、
    バルクで100枚2000円程度CDRの場合、
    1枚当たりの原価は20円である。

     

    (これより安いCDRもあるだろうが、

    お金を頂く自分の作品に安いだけの粗悪なCDRを使うと思わないので、

    最低ラインとしてこのい値段のCDRを例にした)

     

    それに盤面印刷のインク代にプリンタやPCを駆動する電気代、
    そしてプリンタやCDを焼くドライブも消耗品になるので、
    最悪印刷中に故障買いなおし等でコストが上がる可能性も。


    色々ネットで調べてみると、
    安い業者だと海外プレス(バルク)で1000枚2万2千程度。

     

    これを1枚単価で考えると1枚は22円となる。

    よく1000枚もいらない!と聞くが、
    プレスには必ず最低ロット数と言うのが存在する。


    この最低ロット数と言うのが重要で、
    例えば先ほどの1000枚2万2千のプレスを、
    500枚で発注したらいくらになるか?

     

    皆500枚は1000枚の半分なので、
    半分近くの金額を想像するが・・・

     

    答えはNO!

     

    2万2千円である。

     

    これが最低ロット数で、
    最低ロット数が1000の場合いは、
    その業者が機械を動かす最低の数が1000となるので、
    最低ロット数1000の場合は、
    1000以下の注文は1000で作り残りは廃棄となる。

     

    これを聞くと1000が最低ロットでも、
    業者は500で受けて500を使わず取って置けば・・・
    と思うだろうが世の中そんなに甘くない。

     

    プレス前の生CDにはその盤固有の刻印があるので、
    その刻印が1000枚ごとなら、
    1000を500/500で割った場合、
    まったく違う中身のCDに関わらず、
    固有の型番刻印が同じと言う問題が起きる。

     

    これが最低ロットの重要な部分で、

    ようするに最低ロット数内で使いまわしは出来ないのである。

     

    同じように重要なのは、

    仮に最低ロットが1000で2万だった場合、

    1000も必要無いので500で2万で良いや!

     

    この考え方もダメである。

     

     

    では何故ダメなのかと言うと、

    価格が同じで枚数が半分になるということは、

    原価率が2倍になると言う事である。

     

    そもそも売るために作るのだから、

    売れるようにするのが王道であり、

    万一完売して後で追加になるくらいなら、

    最初から多く作りどうしても売れない場合は"廃棄"する。

    このほうが商売としては健全である。

     

    (仮に物凄く売れたとして全国流通などする事になった場合、

    CDRでは流通にはかけられないので、

    ちゃんと将来を見据えるならプレスのほうが良いと言えるだろう)

     

    今はBOOTHのように、

    CDなら1000枚程度預かりで販売してくれるところもあるので、

    やはり置き場所が無いと言う理由で、

    生産数を減らし結果原価を上げるのはどうかと思う。

     

     

    なので重要なのは、
    個人で制作する場合でもCDRとインクやその他で2万円を超えるなら、
    素直にバルクで1000枚プレスしたほうがお得である!

    と言うこと。

     

    そもそもCDRは記憶媒体としては逆立ちしてもプレスには勝てないし、
    (音は除く)
    経年変化や光を当て続けた場合でもデータが消える。

     

    ましてや日本人は形に拘るので同じ値段でプレスとCDRでは

    買い手が受ける印象も変わる。

     

    残念ながら頑張って自分でCDRを焼きました!となっても、

    買う側としたらいつ消えるかわからないメディアに、

    水が垂れただけでOUTのインクジェット印刷など、

    私はそれを"商品"としては不適格だと思う。

     

    M3等のイベントだから、

    同人だからとは言え、

    自分の作品をお金を頂いて販売するのであれば、

    そこにはしっかりとしたプロ意識を持つべきだと考える。

     

     

    家で手焼きの場合は必然的に梱包も自分でやると思うので、
    CDの盤自体がRであろうがプレスであろうがその後の手間は同じである。

     

    ジャケットも100枚単位で格安でやるトコロもあるので、
    CDR手焼きが安いという理由でやっているのなら、
    いとどしっかり調べてコスト計算をする事をオススメする。

     


    By,Kanade-Works


    2018.04.17 Tuesday

    テレキャスターの改造04

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      前回の続きでトグルスイッチを増設して行きます。

       

      まずはボール盤で3mmのドリルを使いボディを貫通させます。

      裏返しにして穴を確認。

      ここがフォスナービットで彫る中心となります。

       

      いわゆる下穴ですね。

       

      下穴に合わせてフォスナービットで彫っていきます。

      これは貫通させる目的ではないので、

      彫り過ぎないように細心の注意で彫っていきます。

       

      残す部分が厚いとスイッチが固定できなくなり薄いと強度的に問題が発生します。

       

      なので大体4〜5mmの厚みを残して彫りました。

       

      次は表にして、

      同じく下穴に合わせトグルスイッチサイズの12mmの穴を開けます。

      チップ対策のため、

      本当は精度の高い木工用やスターエムさんの竹用ドリル等が望ましいのですが、

      手元に鉄工用した見当たらなかったので鉄工用ドリルを回転数を落として使用。

       

      どうしても鉄工用を使う場合はボール盤の回転数に注意して使います。

       

      次は裏パネルの段差をトリマーで彫ります。

      ここは丸いレスポール用の裏パネルと同じサイズの、

      フォスナービットで彫るとラクなんですが・・・

      個人的に自分の竿のここのパネルは四角と決めているので四角です!笑

       

      ちなみに深さは2mmです。

       

      これは1.5mmの裏パネルに、

      シールディング用の銅箔とパネル裏に貼るアルミシートの厚みを考えての深さです。

       

      ザグリが終わったらスイッチを入れてみて確認します。

      4回路12Pinのトグルスイッチなのでサイズがギリギリです。

      (まぁここは広く取るつもりも無かったのでこれでOKです)

       

      念のため仮組して確認します。

      採寸が完璧なんらここでキレイに取り付けられると。

       

      後はピックアップザグリをキレイに仕上げて、

      ロングドリルでフロントピックアップザグリと今彫ったスイッチザグリを繋げます。

       

      これで木工はほぼ終了なんで、

      後はボディに残ったサンディングシーラー等を落として、

      再塗装の準備に入ります。

       

      下地処理が終わった時点で導電塗料を塗る場合が多いですが、

      私は導電塗料は一切信用していないので使いません。

       

      シールディングをする場合は塗装後に銅箔のシートを貼り処理します。

       

      導電塗料はシールド効果を持たせるレベルの導通をさせるには、

      かなりの重ね塗りをしないといけないし、

      塗りむらで厚みが変わるとシールディングに影響が出るので、

      しっかりシールディングをしたい場合は銅箔シートの使用をオススメします。

       

      超一流メーカーのギターやベースでも、

      まともに機能している導電塗料処理がされているのは稀です・・・

       

      後、

      シールディングは必ずアースに落とさないと、

      逆にノイズを集めるアンテナになるので注意。

       

      そしてアースに落とす時はしっかり一点アースになるように配線します。

       

      しっかり一点アースで処理していないと音質面で悪影響が出るので注意。

       

      次回は塗装編になるので少し間が空くと思いますので、

      変わりにMix作業ブログを進める予定です。

       

       

      By,Kanade-Works


      2018.04.16 Monday

      テレキャスターの改造03

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        前回の続きを。

         

        ボディの塗装を剝がします。

        ・・・

        ・・・・

        ・・・・・

        剝がしました↓(笑)

         

        やり方は簡単で、

        アイロンでボディトップを加熱して、

        浮いた塗膜をスクレーパーや刃幅の広いノミ等で剝がしていきます。

         

        このアイロンの良い点としては、

        紙やすりなどで削る方法より粉が出ないこと。

         

        何より力が要らないのでラクはラクですが、

        加熱で塗膜からシンナー臭がするのと、

        塗装の破片が散らばるという問題もあります。

         

        どの方法で塗装を剝がすかは一長一短で、

        ここらへんはケースバイケースで自分に合うやり方を選択するしかないかなと。

         

        現状ではサンディングシーラーの層はは残っているので、

        この後平面出しをして凹みなど部分修正をします。

         

        次はリアピックアップとフロントピックアップのザグリ可能を。

         

        今回はフロントリア共にハムバッカーを予定してるので、

        ハムバッカー用にボディをトリマーで掘ります。

        トリマーの刃への負荷を減らすためにドリルで肉抜きをしておきます。

         

        上の写真のリアピックアップザグリのドリル穴がそれです。

         

        このドリルの穴は適正の深さより浅く彫っているので、

        全部掘りきった時にはキレイに消えています。

         

        トリマーは一度で狙った深さに彫るのではなく何段かに分けて彫るのが基本です。

         

        テレキャスターのリアピックザグリは、

        スラントしてる上に大きいので、

        通常のハムバッカー用エスカッションでは隙間が出来ます。

         

        その隙間は恐ろしいほど間抜けに見えるので付き板を作成して埋めていきます。

         

        この時点でリアピックのザグリ修正、

        テールピースアンカーからの弦アース線の開通、

        元のブリッジのマウントビス穴修正は終了してるんですが・・・

        写真忘れました・・・汗

         

        後はウエストカットはいらないなかぁ?と思う今日この頃。

         

        変わりに後ろにハイカットを入れようかも考えたんですが、

        そもそもギターボーカル用に組んでいるので、

        ハイポジを弾くこともなさそうなのでハイカットの必要無いのかなと。

         

        次の工程はレスポールと同じ位置にトグルを付けたいので、

        トグルのザグリとそれの蓋となるパネルの落とし込み加工をしていきます。

         

        仮でピックガードやトグルプレートを乗せて位置を確認します。

        ここは完全に感覚で決めてます。

         

        まだボディの下地処理が終わっていないので汚いですが・・・

        ここまでパーツを乗せるとテレギブらしさは見えてくるかなと。

         

        ちなみに乗せてるピックガードなんかはそこらにあったジャンクなんで、

        完成時には違うのを乗せます。

         

        次回はトグル取り付け穴のザグリ作業です。

         

         

        By,Kanade-Works


        2018.04.15 Sunday

        テレキャスターの改造02

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          前回の続きです。

           

          ボディの節を埋めたタイトボンドが乾燥するまで出来る事を進めます。

           

          まずは採寸してTomブリッジとストップテールピースを取り付け。

           

          採寸さえ終われば楽勝で後は穴位置を決めてボール盤で一発です。

          ※ギターで精度が必要な場所の木工は基本3爪の特殊なドリルを使いますが、

          3爪ドリルは素人さんが簡単に手に入るものではないので、

          どうしも自分でやりたい方はスターエムさんの竹用ドリルを使うと良いかなと。

          普通のレスポールのテールピースの位置より若干後ろに取り付けています。

           

          これは将来ヴィブラメイトでビグスビーB5をマウントする時に、

          B5ユニットがブリッジ側に来より過ぎないように、

          あらかじめビグスビーがジャストになる位置にしたためです。

          現状ビグスビーを付ける予定は無いのですが、

          ビグスビー好きとしては付ける可能性は0ではないので・・・

          万一に備えては重要な事かなと。

           

          この竿にはロック式ペグを使うので、

          弦を巻かない分テールピースを後ろに下げても

          弦長的な問題も起きませんので大丈夫かなと。

           

          ブリッジとテールピースの間のビス穴(元のブリッジマウント用)は、

          塗装を剝がした時に埋めてしまいます。

           

          ピックガードなどを乗せてみてイメージ確認。

          (このピックガードは仮)

           

          テレキャスターデラックス系に組むのもアリかなと。

           

          通常のピックガードの場合、

          リアピックアップのザグリがエスカッションより広いので、

          一部を埋めて彫りなおし、

          デラックスタイプのピックガードの場合は、

          2箇所のピックガードマウントビス穴を埋めて平面出しと、

          どちらを選択しても塗装を剝がした後にまだまだよることは多いです。

           

          今回塗装は潰しの白で行こうと思うので、

          ピックガードはつや消しの黒か茶べっ甲で後で作ります。

           

          写真に取らなかったんですが、

          ジャックの入るザグリ穴が狭かったので、

          フォスナービットで広く彫り直ししています。

           

          ジャックプレートはレスポール用の四角い金属のジャックプレートを、

          プラスチックハンマーでで叩き平らにして使用します。

           

          レスポール用の四角いジャックプレートは、

          レスポールのボディの外周に合わせてRが付いているので、

          テレキャスターに使う場合には平らにする必要があります。

           

          採寸のためにブリッジとテールピースのアンカーを打ち込みましたが、

          塗装を剝がす時に一度抜きます。

           

          元々がテレキャスターブリッジなので、

          このアンカーのどちらかに弦アースを取るための穴を開ける必要があるので。

           

          この竿は2ハムバッカー仕様で、

          前にこのブログで書いている4回路5接点のレバースイッチに、

          リアピックアップの強制ONスイッチを組んだ仕様で考えていますが、

          あえてP90×2の仕様も熱いので、

          最後まで悩みながら組み上げていきます。

           

          まぁ自分の竿なんで・・・笑

           

           

          By,Kanade-Works


          2018.04.14 Saturday

          テレキャスターの改造01

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            ギターボーカル用に今回からテレキャスターの改造を書いて行きます。

             

            素材となるのはコチラ↓

            これをいわゆる"テレギブ"に改造していきます。

             

             

            ボディの作業内容は・・・

            1、エルボーカットの追加。

            2、ウェストカットの追加。

            3、塗装の剥離。

            4、ネジ穴を全て埋めて平面出し。

            5、ブリッジの交換(Tom&ストップテールピースに)

            6、ネックの仕込み角の変更。

            7、再塗装。

             

            後はフレットの打ち換えもします。

             

            現状は通常のテレキャスターのピックガードで行く予定ですが、

            いつもの自分好みのカスタムやデラックにする可能性もあり。

             

             

            まずはボディの加工から。

             

            エルボーカット部分を割り出します。

             

            今回はビグスビーやフローティングトレムなどは乗せないので

            ボディの軽量化も考慮して広めに取ります。

             

            レザーソーでスリットを入れてノミで余分な部分を切り飛ばしていきます。

             

            その後金属製の鑢で仕上げていきます。

             

            今回は切り出したら木の節があったので削った粉とタイトボンドを混ぜて補充、

            潰し塗り前提だからこその技ですね〜

            (シースルー塗装の場合だとお化粧版が必要になります・・・)

            乾燥まで放置します。

             

            乾燥したら鑢で仕上げていきます。

             

            その後アイロンでボディを暖めて、

            刃幅の広いノミやスクレーパーで塗装を剥がしていきます。

             

            その前にネックポケットをトリマーで加工します。

             

            Tomブリッジをマウントるるにはこのポケットに角度付ける必要があります、

            まずは邪魔な塗装部分だけを削り飛ばします。

             

            次はボディ側がネック側より約1mmほど高くなるように角度を付けます。

            上の画像で若干ヘッド側が深くなってるのがわかるかなと。

            ※元のポケット加工の精度があまり良くないので、

            この後側面を削り付板をして仕上げなおします・・・

             

            念のためネックを取り付けてスケールで確認します。

            ネックポケット加工は素人は絶対に自分でやってはいけない作業Top3に入るかなと。

             

            ただ、

            私はシムを入れて調整するのが大嫌いなんで、

            手間でもしっかり平面出しをしてネックボディとの設置面をキレイに出します。

             

            シムは手軽で効果的なのは認めますが、

            加工出来る技術があるなら好んで入れるものではないでしょう・・・

             

             

            素人がやると高確率でボディが楽器として機能しなくなるので真似はしないように。

             

            次はボディの接着剤が乾燥したら塗装の剥していき、

            トグルスイッチのザグリとパネルの作成を。

             

            これ以外にもプロデュースバンドに提供出来るよう、

            ギターやベースを何本か仕上げて行く予定。

             

             

            By,Kanade-Wokrs


            2018.04.13 Friday

            MIxダウンを覚えよう!基本編04

            0

              前回の"MIxダウンを覚えよう!基本編03"の続きです。

               

               

              ストリングスパートの取り込みを。

              この曲に使うストリングスは、

              1、ヴァイオリン

              2、ヴァイオリン

              3、ヴァイオリン

              4、ヴィオラ

              5、チェロ

              6、ファゴット(バスーン)となっています。

               

              全てモノラルで吐き出したオーディオファイルで、

              パンニングはセンター定位のチェロとファゴット以外は左右に広げ、

              送り先のストリングスバス(ステレオ)に送ります。

               

              ストリングスバスでは、

              マグネットでサチュレーションを足し、

              Frequency(EQ)でMS処理をします。

               

              内容的にはM成分の中低域の干渉を減らすのが目的で、

              今回はコントラバスを入れていないのでそこまでシビアにやらなくても大丈夫。

              最後にステレオイメージャーで幅を狭めて任意の位置にパンを設定します。

               

              シンセパートも基本は同じです。

              これをシンセバス(ステレオ)に送り、

              ステレオイメージャーで狭めていきます。

               

              シンセは構成は用途によりバスを複数にする場合もあります。

               

              この時点でバッキングパートは揃ったので大まかにバランスを取っていきます。

               

              本来はキック、ベース、ボーカルで最初にバランスをとるのですが、

              今回はボーカルがまだなのでオケだけバランスを取ります。

               

              私は基本的にマスタリングで圧を上げる時にひっかかるリバーブの低域や

              後で広がり成分になる空間の処理に力を入れるので入れるので、

              ステム化とステレオイメージャーを多用するスタイルです。

              (最近は)

               

              最近はMix支援系のソフトの進化で、

              縦軸(周波数)のぶつかりはソフトさえ入れれば簡単に回避出来る時代ですが、

              空間系の使い方と"音場"の作り方はまだ完全に経験と勘の世界です。

               

              曲を聞いてバランスは良いけど何か物足りない・・・

              と感じる曲の場合はたいてい空間の処理が甘いと。

               

              これは前回オススメしたリサージュメーターを見れば一目でわかりますが、

              広がりが足りていない曲は、

              "平面的"や"のっぺり"といった印象になります。

               

              まぁかといって闇雲にリバーブ成分を足せばピチャピチャして音になるので、

              過剰な空間演出はされていないけど

              しっかり広がっているMixを目指すことが大事かなと。

               

              後は注意点としてはMixの段階ではダイナミックスに余裕を持たせること。

               

              Mix段階ではピークメーターの最大はこの程度です。

               

              依頼等でクライアントさんに聞かせる場合は、

              マスタリング終了基準で聞かせるのでマキシマイザー等で突きますが、

              Mix段階でこれ以上の音圧だと

              マスタリングで痛い目に合うパターンが多いので注意です。

               

              次回は空間系の処理に入る予定です。

               

               

              By,Kanade-Works


              2018.04.12 Thursday

              Win7環境でのCakewalk by BandLabの日本語化

              0

                開発中止で終わったと思ったSONAR、

                まさかのフリーソフト"Cakewalk by BandLab"として帰ってきた。

                 

                現状日本語はソフト側では未対応だが、

                コチラで日本語化について書いてあったのでやってみました。

                 

                Win7環境で実際に私がやった手順を詳しく書いてきます。

                 

                基本的には同じですがレジストリや隠しファイルについてより細かく書いています。

                 

                言うまでもなくレジストリの書き換えは自己責任でお願いします。

                 

                ■レジストリエディッタの起動

                 

                画面左下のスタートを押し「プログラムとファイルの検索」を出します。

                そこに"regedit"と打ちレジストリエディッタを起動。

                これがレジストリエディッタです↓

                 

                次は"HKEY_LOCAL_MACHINE"を選択して左の△を押して展開します。

                展開後は"SOFTWARE"→"Cakewalk Music Software"と進めていきます。

                 

                日本語化適応前は上の青枠のところに"Japanese"と表示されているはずです。

                 

                青枠の"Language"をダブルクリックして「文字列の編集」を表示させ、

                下の画像の赤枠「値のデータ」の中にある"Japanese"を削除して「OK」を押す。

                 

                これでレジストリエディッタでの編集は終了です。

                 

                編集後↓の画像と同じになっていれば大丈夫です。

                 

                右上の×でエディッタを閉じましょう。

                 

                この時点で日本語化が適応されているはずです。

                 

                 

                ■ヘルプの日本語化

                 

                次はプライマリドライブに移動します。

                一般的には"Cドライブ"となります。

                 

                次は"ProgramData"ファイルに移動しますが、

                "ProgramData"ファイルは隠しファイルとなっていることが多いので、

                設定で一時的に隠しファイルを見えるようにします。

                 

                左上の「整理」「フォルダと検索オプション」を選択して開きます。

                開いたら「表示」タブを選択して「隠しファイルを表示」にチェックを入れてOKを押します。

                これで隠しファイルの「ProgramData」が表示されます。

                 

                「ProgramData」フォルダが見えたら、

                その中の「Cakewalk」→「Cakewalk Core」→「Help Module」と進みます。

                この「Help Module」フォルダは開く前にフォルダごとコピーをして、

                別の場所にバックアップとして保存します。

                 

                「Help Module」フォルダを開き赤枠の”HelpText_EN.dat”を削除して

                青枠の"HelpText_JA.dat"をリネームして”HelpText_EN.dat”に書き換えます。

                "HelpText_JA.dat"が日本語のヘルプデータなのですが、

                現在のCalkwalkは"HelpText_EN.dat"しか読み込まないので、

                "HelpText_JA.dat"のファイル名を

                "HelpText_EN.dat"に書き換えて日本語を強制的に選択させるわけです。

                 

                これでヘルプも日本語になります。

                 

                念のためCドライブに戻り、

                先ほどと逆の手順で隠しファイルを見えなくします。

                 

                これで全ての作業は終了です。

                 

                今回は私がWin8や10を使っていないので7の話となりますが、

                基本は同じなので8や10でも応用は効くと思います。

                 

                メロダインやドラムリプレイサーなどは

                ライセンスの問題で削除されていますが、

                AmpシミュのTH3等は普通に使えるので

                Win環境の方ならインストールして損は無いと思います。

                 

                 

                By,Kanade-Works


                2018.04.11 Wednesday

                WaveLabによるDDPファイル作成方法。

                0

                  今回は丁度DDPファイルを作成して納品をしたので、

                  その手順を書いておこうかなと。

                   

                  CDが出来るまでの最後の工程を何となくでも理解してもらえたならと。

                   

                  内容は完全に商業を意識したクリエイター向けになります。

                   

                   

                  まずは何故最近プレスの入稿形式をDDPに切り替えたのかを説明すると、

                  太陽誘電のマスター用CDR↓↓が手に入らなくなったから。

                  これが一番の理由です。

                   

                  プレミア価格ならまだ手には入るし、

                  何より私個人は仕事で使うので在庫はまだありますが・・・

                   

                  在庫は使えばいつか尽きるしプレミア価格は商業においては原価率に直結なんで、

                  早い段階から問題の根本を解決する必要があると。

                   

                  同じくマスター用CDRで三菱の↓↓もありますが・・・

                  個人的には少し使い勝手が悪いのと音質の問題で選択肢から外す事に。

                  ※このCDRでマスターを作る場合、

                  書き込むドライブが×10以下に出来ない場合は高確率で焼きミスが発生します。

                   

                  ここで重要なのは音質になりますが、

                  これは善し悪しの話ではなく言うなればチューニング的な話。

                   

                  マスタリングで重要なのはAD/DAで、

                  マスターCDRに書き込んだものを工場で読み込んで

                  DDPにしてプレスという工程になるので、

                  マスターは一種のAD/DAと考えるのが普通。

                   

                  なので熟練のエンジニアはマスターの音質変化も考慮してマスタリングをします。

                   

                  なのでメディアが変わり音作りが変わるなら

                  最初からそれを無視してDDPで完結させたほうがQC的に有利との判断です。

                   

                  (安物のI/Oで満足してAD/DAの重要性が理解出来ない方は、

                  まだこの記事を理解出来るレベルでは無いので耳鍛えて出直してきましょう)

                   

                  DDPは完全な業務用形式なんで、

                  知識の無い素人が真似をしてやるならば自己責任で。

                   

                  基本DDPで入稿の場合は業者はチェックしないものだと考えるべきで、

                  何がっても自己責任なのでやるなら責任と覚悟持ってやりましょう。

                   

                  ■本編最初はDDPファイルとPQシートの話。

                  WaveLab9Proでマスタリングをして

                  その後DDPフファイルに変換していきます。

                   

                   

                  この時点でマスタリングの作業自体は終了しているので、

                  ここからはあくまでDDP変換のお話となります。

                   

                  まずCD→機能→詳細設定を。

                   

                  詳細タブで細かい設定をしていきます。

                   

                  上の赤丸部分の「設定時間」で曲と曲との間の時間を設定可能。

                  一般のライティングソフトでCDRに書き込んだ場合

                  この曲間の細かい調整が出来ない場合もありますが業務用はmsc単位で調整可能。

                   

                  プロのCDでまったく音切れ無しで

                  シームレスに曲が繋がるのはこの設定のおかげです。

                   

                  ※ちなみにこの曲間の調整が今までの仕事で

                  一番威力を発揮したのは経験上ドラマCDです。

                  チャプター設定が物凄く細かく出来るので

                  商業のドラマCDはここらへんの"間"解釈や調整がアマと違いシビアです。

                   

                  下の赤丸はISRCコード。

                  International Standard Recording Codeの事で、

                  ここは必要な人は自身で取得して入れてくださいねって感じです。

                   

                  説明すると凄く長くなるし、

                  DDP変換とは直接関係無いので今回は割合します。

                   

                  ISRCが分からない方は自分で調べましょう。

                   

                   

                  詳細設定が終わったらCD→機能→CDの適合性を確認をチェック。

                   

                  問題が無ければCDの合計再生時間が表示されて確認作業は終了。

                  エラーがある場合ほここで表示されるので修正します。

                   

                   

                   

                  ■DDPファイル吐き出し。

                  CD→機能→オーディオCDまたはDDP書き込みを選択。

                   

                   

                  ドライブのタブでDDPイメージを選択して保存場所を指定する。

                   

                  OKを押したらDDPの吐き出しが開始されます。

                   

                  で、

                  出来上がったDDPファイルはこんな感じと。

                  IMAGE.DATってDATファイルがDDPファイルです。

                   

                  基本的にはこれら全てをまとめてプレス業者に入稿すればOKです。

                   

                  入稿前には作成したDDPファイルの確認を忘れずに。

                   

                   

                  ■DDPイメージ確認。

                  ファイル→読み込み→DDP→作成した保存先フォルダでDDPを読み込む。

                   

                  読み込むときはDDPチェックサムを検査にチェック入れるの忘れずに。

                   

                  取り込みが終わるとこんな感じに。

                  これで再生確認して問題があれば修正してまた吐き出し、

                  何も問題無ければこのDDPファイルを業者に納品して終了となります。

                   

                  これがWaveLab9Proを使ったDDP吐き出しのやり方です。

                   

                  普通DDP吐き出しは商業以外ではまずやらないと思いますが、

                  (専門性が高いことと万一の失敗リスク的に)

                  やるやら無いは別として

                  とりあえず流れを知っておくのは良い事と思うので書いてみた。

                   

                  DDPファイル自体はフリーのソフトで再生や確認は出来るので、

                  マスタリング後にDDPで吐いてもらい

                  そのままFTPで入稿!というのも現代的でありかなと。

                   

                  DDPのメリットの1つは

                  Audioマスターと違いはWeb入稿可能なところなんで、

                  納期に追われてマスターを郵送ではギリギリ間に合わない!

                  なんて時に助けになる事もあります。

                  (まぁそんなギリギリのクソスケージュール組むトコは

                  入稿以前に終わってる気もしますが・・・)

                   

                  ちなみに個人的に最大のメリットは

                  メディアの違いや個体差によるデータエラーの可能性の排除。

                  DDPは完全なデータなんで焼きミスとかは無縁なのがすばらしい。

                   

                  もしDDPの変換希望がある人は連絡くれればやりますんで。

                  (あくまで変換だけなのでタダでかまいませんが

                  最終確認は自分で責任もってやってください)

                   

                   

                  By,Kanade-Works


                  2018.04.10 Tuesday

                  2ハムバッカーにおける理想の配線。

                  0

                    2ハムバッカーのPUにおける私の考える理想の配線を書いておきます。

                     

                    まずは実体配線図を。

                    4回路5接点のレバースイッチと、

                    3回路ON/ONのミニトグルスイッチを使用します。

                    ※応用でレバースイッチの変わりに、

                    4回路6接点のロータリースイッチを使用したVerも後述べします。

                     

                    4回路5接点レバースイッチ↓(クリックでサウンドハウスへ)

                    この配線の素晴らしさは、

                    全てのポジションでハムキャンセル効果があり

                    ノイズが出にくい事と、

                    ミニトグルスイッチにより一番使用頻度が高いであろう

                    リアPUを一発で選択可能なところです。

                     

                    回路を見ていくと

                    2つのハムバッカーではなく、

                    4つのシングルコイルとして考えている事がわかって頂ければなと。

                     

                    元々この回路は2004年くらいまで

                    PRSのギターに採用されていた回路のアップデートになります。

                     

                    アップデート内容はリアPUの強制ONスイッチの増設です。

                     

                    リアPUの強制ONスイッチを入れることで、

                    リアPUのONまたは任意のプリセットの切り替えに出来るので、

                    Live等での利便性向上にも役立ちます。

                     

                    ここら辺の発想はトムアンダーソンのPUセレクターの概念と近いと思います。

                     

                     

                    前提条件としては

                    2つのPUの極性と位相は同じである必要がある事です。

                     

                    例えば、

                    フロントPUがAが右巻きS極でBが左巻きN極のハムバッカーなら、

                    リアPUも同じくCも右巻きS極でDも左巻きN極である必要があります。

                     

                    これは同一メーカーでネック用とブリッジ用の組み合わせなら、

                    ならマズ大丈夫だと思って問題ないです。

                     

                     

                    ポジションの説明的には、

                    A&Bシリーズはシリーズ配線=直列配線になるので、

                    普通のハムバッカーを意味します。

                     

                    B&Cパラレルは並列で、

                    イメージ的にはストラトのハーフトーンとなります。

                     

                    B&Cシリーズは、

                    擬似センターハムバッカーで

                    3PUのレスポールなどのセンターをイメージ。

                     

                    A&Dパラレルはテレキャスターのハーフトーンをイメージ。

                     

                    C&Dは通常のハムバッカーです。

                     

                    全てのポジションで極性があわせてあるので

                    ハムキャンセル効果がありノイズがキャンセルされます。

                     

                    ただ、

                    コイルの距離やターン数の関係で、

                    通常にハムバッカーより効果は薄いです。

                     

                    これらのポジションを任意で設定し、

                    ミニトグルでリアPUと切り替えが可能となります。

                     

                     

                    ロータリー仕様の場合はこれにハムバッカーの並列が追加になります。

                    ※4回路6接点

                     

                    ロータリー使用の場合はレスポールなど

                    レバースイッチ搭載が不可能なギターでルックス変えずに

                    PUバリエーションが追加出来るのが利点です。

                     

                    PUの組み合わせは色々ありますが、

                    ノイズキャンセル効果やフェイズアウトを考えると、

                    現実的に使えるものは限られてきます。

                     

                    その限られた中で2ハムバッカーレイアウトなら

                    試してみる価値のあるオススメ配線です。

                     

                     

                    By,Kanade-Works


                    2018.04.09 Monday

                    MIxダウンを覚えよう!基本編03

                    0

                      前回の"MIxダウンを覚えよう!基本編02"の続きです。


                       

                      今回はドラムは全てパラ素材の打ち込みなので、

                      ステムの使い方で擬似オーバヘッドを作ります。

                       

                      やり方は簡単でキック、スネア、タムのバスから

                      プリセンドでシンバルのバスに送るだけ。

                      重要なのはプリセンドで送ることで、

                      プリセンドにすればそれぞれのトラックのフェーダーは0でも

                      送り先に信号が送られるので、

                      センド量でシンバルバスにどれだけ音を送るか調整しつつ

                      擬似オーバーヘッドを作ります。

                       

                      シンバルバスに送る前にFxチャンネルを立ててエフェクトを挟むことで、

                      一風変わった特殊な音像を作ることも可能です。

                       

                      ここらへんの技は応用編でまた追記します。

                       

                       

                      次はギターの取り込みです。

                       

                      まずリアンプでギターアンプを鳴らしRecしたテイク(LR)と、

                      ラインのそれぞれを取り込みます。

                       

                      アコーステックギターに12弦、

                      リードパートも取り込みステム化します。

                       

                      ギターはギターフォルダを作成し纏めておきます。

                       

                      ステムの構成は

                      ディストーションギターバス(ステレオ)と

                      クリーンギターバス(ステレオ)と

                      アコースティックギターバス(ステレオ)の3つを作成。

                       

                      次はバッキングピアノの取り込み。

                       

                      誤解されがちですが本来はモノラル楽器です。

                       

                      レコーディング経験があればわかりますが、

                      マイクでレコーディングしても

                      ピアノは完全なステレオ定位にはなりづらいので、

                      ピアノは基本モノラルと考えて問題ないと思います。

                       

                      今回はソフトシンセのピアノなので、

                      低音側と高音側で分けてオーディオ化してバスで纏めてモノラル化します。

                      (正確にはピアノバスはステレオで立て

                      そこに立てるステレオイメージャーで絞り限りなくモノに近い幅にします)

                       

                      低音と高音を分けて個別に処理したほうが

                      狙った音になるから今回はこの方法を選択しました。

                       

                      送り先は全てdryバスになります。

                       

                      念のたステムとトラックは極力色を合わせてわかりやすくします。

                       

                       

                      この時点で

                      ドラム、ベース、バッキングのギター、ピアノのバランスを取りますが、

                      最初に全てのフェーダーをマイナス5db程度に統一します。

                       

                      Mix時点ではあまりマキシマイザーなどで潰してパツパツにはしないためです。

                       

                       

                       

                      Mixをする時に音の広がりは重要な要素。

                       

                      基本編では出来るだけバンドルプラグインだけで済ませようと思いましたが、

                      リサージュメータだけは導入をオススメします。


                      オススメなのは"Stereo Tool V3”というフリーソフト。

                      元々は販売されていたプラグインで、

                      プロでも愛用者が多いプラグインです。

                       

                      ですので出所不明のフリーではないので安心してインストール出来ます。

                       

                      ダウンロードはコチラのメーカーサイトから可能です。

                       

                      Mac/Pc(32/64bit)でプラグインフォーマットも

                      AAX・AU・VST・Direct X.ですので、

                      あらゆるDAW環境で使用可能だと思います。

                       

                       

                      次回はストリングスやシンセの取り込みとステム構築の予定です。

                       

                       

                      By,Kanade-Works


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